OUTFIT
Real Close Style
ベーシックアイテムで叶える
リアルクローズスタイルな古着コーデ
「FURUGIST」では様々なスタイルを自由に
”リーズナブル≠チープ“で
現実的なコーディネートを提案
あえて着回しはせず
毎回新しいコーデを
衝撃的なロープライスで揃えご紹介していく
One Day In February
Model “KEN”, Photo “M”
May 01, 2023 UP
Describe “KEN”
今回のコーディネート、一見するとなんてことのない自然体なスタイリングながらこだわり満載に仕上がりました。リアルクローズという点を意識し「今こんな感じの空気感で着たいよね!」も個人的にテーマのひとつにしてみたのでどこかで共感していただけると嬉しいです。
さっそくコーディネートの解説。まず主役となるのはオールブラックのアウター。ぱっと見は普通な顔立ちですがハリ感のあるコットンで重厚な素材感。綿100%!
DETAIL
Jacket:¥525
T-Shirt : ¥510
Jeans:¥525
Shoes : Personal Belongings
Total : ¥1,890
クローズアップしてみると襟がMA-1のようにリブ仕様になっているので着心地は控えめに言って最高です。全体的にはワークやミリタリーを感じさせる印象ですが、作業着にするにはもったいないほど高級感漂うボタンに加え、ポケットは手を出し入れしやすいようにという配慮からなのか横に配置されています。
ワイルドなんですけど現代風にモディファイされた実用的な仕様になっている点にときめきました。そして色合いやシルエットの恩恵なのかモードの気配も感じさせてくれたりしてデザイン的にも◎ インナー問わずガバッとラフに羽織れば様になるジャケットってこういうやつなのかな。
インナーはヘンリーネックのロンT。Tシャツは首元にボタンが付いていることでワークな雰囲気を簡単に演出できます。そんな持ち味を活かして多少無造作にジャケットを合わせても自然体でありながらどこか武骨な味付けができるのがメリット。
ワイルド派なら1枚はマストで持っておきたい服のひとつでしょう。そして、丸首に食傷気味の方であればたちまちいつものスタイルに新鮮味をプラスできるのでより推しです。
ボタンがついているせいなのかルーツは別として意外にも?普通のTシャツよりきちんと見えします。そんなきちんとTシャツをあえてボタンを外しリラクシングな表情を演出みてみるのも私は好き。
着脱しやすく自分自身が楽というのがなによりのメリットなのですが、やりすぎるとだらしなさマックスになるのでその辺りは要注意です。ファッション業界でよく言うハズシなのでしょうが難しいですよね…
そして!パンツに選んだのはジャストレングスのデニム。まさに違和感なくどんな街にも溶け込むことができるジーパン。普通な感じが私自身も履いていて落ち着きます。丈の長さに関しては短めの流れがしばらく続きましたが、スニーカーのタンにワンクッションするくらいを選択することで、コーディネートに新鮮味が増すのと同時に自然体な表情に。
なんか「ジーパン履くなら本来はこのくらいだよね!!!」ってくらいのサイジングではないでしょうか。3月も目前に迫り寒さからの解放からパンツの丈を短くしたくなりますが、あえて今までよりもちょっぴり長くしてみるのもいいのでは。
ただし、先ほどのヘンリーネックのボタン問題同様長すぎるとだらしなく見えてしまうのであくまでもワンクッション程度が肝でしょう。
と、いうことで… トータルの印象はまさにリアルクローズだったのではないでしょうか。 カラーも可能な限りシックに抑えることによって落ち着いた雰囲気を醸し出すことができます。
ブラックアウター・グレーTシャツ・インディゴブルーデニムって大人カジュアルにピッタリだと思うのは私だけ?「無難路線だけどちょっぴり個性を出したい」 そんなさりげなくお洒落にこだわりたい方へおすすめのスタイルでした。